市松模様とオリンピック
~モリサコレクション考察 第十回~
2020年7月24日より日本・東京にて開催される夏季オリンピック。
今回は『東京オリンピック』『東京パラリンピック』のエンブレムにも使用されている【市松模様】について調べていきたいと思います!
※モリサでは落水で表現した【市松落水】が柄名です
<市松模様について>
市松落水=格子模様の一種で、2色の正方形または長方形を交互に配した模様のこと。チェック模様ともいう
古くから服飾品や工芸品・建築に応用されていたが、歌舞伎役者が舞台衣装の袴の模様に用いて以来【市松】とよばれるようになる
上下左右にどこまでも途切れることなく繋がっていく柄であることから、子孫繁栄や事業拡大など縁起のいい文様として扱われる
五輪エンブレムに採用された『組市松紋』
形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す
違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。
(参考サイト→東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 『東京2020大会エンブレム』・wikipedia 『東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム』・wargo 『市松模様に感じる「和」とは?』)
【市松模様】に込められた意味は『つながり』
古くから使用されてきたこの模様は、東京五輪を通じて日本だけでなく世界中の人々へ知られることとなるのではないでしょうか。
誰かへのギフトはその人との『つながり』の証です。ワンポイントでもラッピングに【市松模様】を取り入れてみてはいかがでしょうか
<色について>
定番4色-木綿(白)・黒・あずき・お茶
廃番3色(在庫限り)-檸檬・若草・清滝
織物などによく使われる市松模様は、和のイメージを引き立てる色をセレクト
廃番色は淡い色合いなのでかぶせ紙などにおすすめです
※東京五輪のエンブレムにもなった紺での染色も可能ですのでお問い合わせください
最後にモリサで扱っている市松落水柄の商品を少しご紹介します!
・小巻ロール/白い落水和紙…人気商品!
好きなサイズにカットして使えます。レース状の和紙なので掛け紙におすすめ
・和柄の袋/市松…平判紙には無い色で作られた和紙袋
在庫限りの商品なのでお早めにどうぞ
・純白ラミネートサシェ…ラミネート加工を施した巾着袋
ちょっとしたプレゼントもこれ1枚で高級感UP間違いなし
他にも市松落水柄の商品がありますので気になった方は今すぐ土佐和紙のLadyRisaへ!
皆さまのラッピングのアイデアもお待ちしております。
こんな風に使用しました!他の方にも知ってほしい!などありましたらメールお待ちしております。
(ブログで紹介する場合がございます)
次回【渦巻】について紹介します。