青海波
~モリサコレクション考察 第六回~
小梅や桜などと並んで人気の柄【青海波】について
文字だけ見ても波の柄だという事が推測できます。
では、青海波の意味とは...
<青海波について>
雅楽「青海波」から名前が付けられたと言われています。
見ての通り半円のような、魚の鱗のような形が重なった波の模様。
吉兆(めでたい兆し)という言葉を品よく表した言葉「吉祥」を使い、吉祥模様と呼ばれます。
ひとつの波が末広がりに広がっていく形なので縁起がいいと言われ、
無限に広がる海のように「人々の幸せな暮らしがいつまでも続くように」という願いが込められています。
水には清めや厄除けの効果があるとされているので、青海波は「末広がり」「清め」「厄除け」と、
二つ以上の縁起を持つ柄です。
上記のような意味から、結婚のお祝いに使用されることが多いようです。
清め・厄除けの意味から、パワーストーンなどの包装に使用するのも良さそうですね。
(参考サイト→WARGO Pattern「日本の伝統的な模様-波模様」)
<色について>
レースが4色・抄合が5色。
波のイメージを引き立たせるスモークブルー(レース)やパープル(抄合)が人気です。
最後にモリサで扱っている既製の青海波商品を少しご紹介します!
・サックブランシュ 大...定番商品!水引を付けて贈答品にも。
・ボトルラッピング袋720ml/青海波...ボトル用のマチ付縦長袋です。入れてリボンで結ぶだけで素敵なラッピングに。
180・360ml用もあります。
・小巻ロール/青海波 抄合...贈答用の箱を包んだり、敷紙にしたり。好きなサイズにカットしてお使いください。
他にも青海波柄の商品がありますので、気になった方は今すぐ土佐和紙のLadyRisaへ!
(※青海波の商品には柄の向きがありますので、確認の上ご購入下さい。)
皆さまのラッピングのアイデアもお待ちしております。
こんな風に使用しました!他の方にも知ってほしい!などありましたらメールお待ちしております。
(ブログで紹介する場合がございます)
次回は青海波と同じく吉祥模様として知られる【麻の葉】を紹介します。